『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

元祖takeout鮨

お持ち帰り鮨の 定番包装紙。 この状態で緑の紐で縛り 真ん中を輪っかにして 指を通してブラブラと 酔っ払った父が夜遅くに 買って帰ってきてくれたのが懐かしい。 年輩の方ならご記憶があるのでは。 私の住んでいる街の 元祖takeout鮨の店に 何と30年ぶりに…

夜明けの街を走る

まだまだ暑い。 前日は湿度があり 昼間、家の自室でクーラーをつけずに 扇風機だけで過ごしていると 知らぬ間に汗ばんでいた。 9月に新しいガレージに移って バイクに乗れずに10月を迎えてしまった。 悪睡眠のせいか 夏の疲れか とにかく休日は眠い。 ついで…

台湾旅行其の九

台湾最後の夜もエンディングが近づき ホテルで酒を楽しむ。 いや、待てよ 団体旅行がスムーズに行くように みんなの行きたいところ 食べたいものに合わせてきた私。 それについては不満はないが 最後の夜くらい羽根を伸ばすか。 台湾風場末スナックを 検索し…

台湾旅行其の八

台湾最後の夜は 饒河街観光夜市だ。 タクシーやバスの 神風ドライバーのお陰で 順調に九份での観光を終え 最後の夜を夜市で楽しめる時間に 台北まで帰ってこられた。 この夜市では 胡椒餅が有名らしいのだが 長蛇の列で買うことが叶わなかった。 何しろ、さ…

台湾旅行其の七

台湾旅行のクライマックスと言っても 過言ではないだろう。 台湾神風タクシーで 十分にスリルを楽しんで九份到着。 地形的には神戸や横浜、長崎、尾道のように 山の傾斜地で 西洋風と言うよりは ノスタルジックな風景を醸し出している 長閑な田舎って感じだ…

台湾旅行其の六

続いて訪れたのは十份。 夜空に無数の橙ランタンを飛ばす フェスティバルで有名。 件のフェスティバルは 年に1回開催だが 実は昼間に ランタン飛ばし体験ができるのだ。 十份までは台北から電車で1時間ちょい ただし本数は限られているようだ。 我々は途中の…

台湾旅行其の五

お寺の次に訪れたのが 剥皮寮(ボーピーリャオ)歴史街区 台湾にはこういったノスタルジックな風景が まだ多く残っているようだ。 レンガ造りのレトロな建物が 軒並み並び 映画のセットのようなシーンが続く。 今回の旅では 動画を中心に記録したため フォトジ…

台湾旅行其の四

異国の地での朝散歩で腹ぺこだ。 7時ジャストに朝食会場へGO! レストランはホテル1階の吹き抜けにあり いい感じ。 バイキングで理由はわからないが つい取ってしまう焼きそば お腹の方は昨夜の屋台飯の影響もなく快調だぁ。 今回の海外旅行で感じたのが や…

台湾旅行其の三

新しい朝が来た♪ 台湾の朝が来た♪ というわけで もちろん早起きからの 一人散歩 台北の街は 都市の風景と懐かしい街並みが 入り混じった そんな街の風景だ。 とにかくスクーターが多い。 異常に多い。 まさに日本のこの時期の スズメバチのような状態。 だか…

台湾旅行其のニ

さてホテルに到着後 早速、夜市を目指して出発だ。 目指すは寧夏路夜市。 台北市大同区の円環に位置する。 台湾では仲間と知り合いの 留学経験のある女性が ナビゲーター役を買って出てくれた。 アリガタヤ。 夜市に向かう途中 台湾旅行経験のある仲間に 独…

台湾旅行其の一

ほぼ30年ぶりの海外旅行は 仲間9人で2泊3日台湾の旅だ。 30年前はデジタル化も進んでおらず そんな点からも 言わば初めてみたいなものだ。 違いと言えば 特にドキドキ感がないくらいか。 空港に着いて荷物を預け 保安検査場を抜けた所で 身軽になったし 写真…

まだ暑い晩夏の海

ガレージの引っ越しついでに 軽くランチツーリング。 目指すは晩夏の海 しかし まだまだ暑い!! 混雑前に店に入ることができたので 貝ラーメンとミニマグロ丼を注文した。 海の恵を頂き 満足、満足。 腹を満たしたあとは テラスでアイス珈琲を飲みながら 一…

新旧入れ替える

どちらかと言えば もの持ちはいい方である。 いつ買ったかも忘れた 電気シェーバー。 恐らく5年以上は使っている。 最近、剃り味が悪いどころか 髭を剃っていて出血までしてしまった。 昭和のホテルのカミソリでもあるまいし さすがに刃を変えなければと思案…

旬が旨い

以前より気になっていた桜肉専門店に 飛び込んでみた。 その日は16時から(ちやんとした)打合せ ただし場所は赤ちょうちんなのだ 2時間後の打合せ修了時には すっかりいい気分に仕上がっており 心の中で「行く」「帰る」を 繰り返しながら それでも足は家路…

100kmの季節がやって来た

昨年は中山道・木曽路で泣いた。 小豆島の外周が約100km 良く調べもせずに イメージ先行で 「海に囲まれた瀬戸内の島を 汐風に吹かれて ウォーキングするなんて素敵じゃないか」 島は平地だと勝手に思い込んでいた。 ところがどっこい 起伏だらけ。 こうして…

2023夏つぶやき

「冷やし中華はじめました」 で、始まった“夏” ヤキモキした梅雨明け モヤモヤする気象庁を横目に 蝉の声で梅雨明けを確認世の中はアフターコロナへ 大きく舵を切っており 本格的な夏の到来と共に 訪日外国人も日に日に増えていった。 イベントやフェス 祭り…

高原を走る-2

ハーレー乗りのオヤジには 似つかわしくない 高原の白いペアブランコ できるだけ カップルの邪魔にならないよう 片隅のチェアに腰を下ろし アイスオーレを飲む。 世間では「うるさい」「自分勝手」等など 色々と言われているハーレー乗りも それなりに気は使…

高原を走る-1

久しぶりのバイク。 まだまだ暑いので この日は高原を目指す。 朝食はセブンのイートイン ついつい高カロリーの コーンマヨパンを買ってしまう。 雲の動きも活発で いい具合に太陽が出たり隠れたり。 青い空のキャンバスに 夏の高原らしい 白い雲の模様が変…

回転寿司

寿司好きだが 寿司から遠ざかっていたので スシローへ。 玉からスタートしてみた。 そしてコストパフォーマンス重視で 海鮮太巻。 ランチなので安価に腹を満たさなきゃ。 ということで お吸い物代わりの 蛤塩ラーメン インドマグロ中落ち軍艦 味も色も 悪く…

老人と海と少年Ⅵ

朝食メニューは フレンチトースト。 今やキャンプ飯では定番 プッチンプリンをモミモミして そこにパンを浸すってわけだ。 モミモミは少年に手伝ってもらった。 あとはフライパンで焼くだけだ。 バニラ・エッセンスの香りが 食欲をそそるゾォ! 焼き上がった…

老人と海と少年Ⅴ

雨上がりの清々しい朝がやってきた。 しかし・・・ タープの雨漏りが酷い部分は 思いっきり濡れている。 少年が起きる前に ひと作業開始だ。 キャンプサイトのチェックアウトは11時 夕方の予定等から逆算すると 昼前にはここを出たい。 しかし、せっかくなの…

老人と海と少年Ⅳ

日が沈み 海に夜がやってくる。 夕暮れの海 打ち寄せる波 心地良い時間が流れる 老人と少年は花火を楽しみ 焚き火とウイスキータイムに突入。 団扇で仰いで空気を送り込むと 火の勢いが増すこと。 薪の焚べ方。 火について 何となく話してあげた。 興味深そ…

老人と海と少年Ⅲ

ハンバーグにのっける 目玉焼きは ハンバーグを焼く前に作らないと ハンバーグを焼いた後のフライパンだと 洗わなきゃいけなくなる。 これがいわゆる段取りだ。 うん。いい具合の目玉ちゃん そして少年どもがこよなく愛する ポテフラ 本音は感心しないが ま…

老人と海と少年Ⅱ

やっとこさ ビールにありつけた。 少年とジュースで乾杯。 晩餐のメニューは カレー、ポテトフライ、ハンバーグだ。 ここは経験させるところだろう。 セラミックのナイフを用意してあったので カレーの具材をカットしてもらう。 「好きに切っていいよ」 「な…

老人と海と少年−Ⅰ

還暦前の男は少年を誘い海へ 理由は単純明快だ。 “海を好きになってもらいたい” それでなくても最近の子供達は インナー型でゲーム、ゲーム 子どもたちを取り巻く環境も変わり 学校でのプール授業を 取りやめるところがでてくる始末。 さらに、この異常気象…

田舎と都市の共存②

急峻な獣道を登ってゆくと 清涼感あふれる 沢に到着。休憩。 やはり、自然の冷風は気持ち良い。 そして再び登る。登る。 ひたすら登る。 ポジションは変わらない 先導者→トレランやってそうな人→私 私の前の2人は 間違いなく年上だ。 ということは還暦は過ぎ…

田舎と都市の共存①

人々がまだ寝静まる朝4時 深山に向け車を走らせる まずは途中のコンビニで腹ごしらえ 何しろ目的地に着けば 車を降りて おおよそ2時間位の登山が 待っているのだ。 夜が明けてきた。 霧に包まれた川面に 沈下橋が幻想的に浮かぶ。 そして集合時間30分前の6時…

海の日に海へ②

峠を下ると そこは青い海。 夏の海が広がっていた。 海の日のわりに 人影は少ない。 過疎の田舎だからなのか それとも海に興味を示す人たちが 減っているからなのか 人々の求める“海の日”は 地元グルメの屋台が並び ステージで海にまつわるショーが 繰り広げ…

海の日に海へ①

海生まれ海育ちとしては 海が呼んでいるとばかりに 早起きして すき家の朝食から海の日が スタートした。 この時期 何かと土日に予定が入っているので 貴重なバイク日だ。 天気も上々 気分も上々 しかしそれにしても ジリジリと日差しが照りつける。 夏のバ…

続・夏のうどん旅

肉ぶっかけの〈小〉を平らげ 検索で近くのもう一軒の人気店を目指した。 猛暑の中 既にそこそこの列ができていた。 が、ここも 回転は早い。 「釜玉を頼めよ」 と言わんばかりの設えに 迷わず「釜玉〈小〉」を頼んだ。 シンプルだが美味い! 何杯でもいけそ…