ほぼ30年ぶりの海外旅行は
仲間9人で2泊3日台湾の旅だ。
30年前はデジタル化も進んでおらず
そんな点からも
言わば初めてみたいなものだ。
違いと言えば
特にドキドキ感がないくらいか。
空港に着いて荷物を預け
保安検査場を抜けた所で
身軽になったし
写真をパチリとやったところ
すぐにポリスに注意を受け
写真を消せと言われる。
しかし思ったよりは
スムーズに出国手続きは進み
出発ゲートで
まずはおつかれ生を
グビグビだ。
とにかく9人もいれば
考え方も言い分もバラバラだから
大変だ。
トイレだって皆が同じタイミングで
行くわけではないし
食べたいもの、行きたいものも
バラバラだ。
それぞれが主張をし過ぎると
衝突が起こってしまう。
妥協や協調性が要だ。
あまりにも我儘を言うようだったら
「だったら一人で来れば」
なんてことを言わなきゃいけなくなるのだ。
幸いこのために集まったメンバーではないので
クセや性格が分かっており
大きな揉め事は無いだろう。
エージェントを通した
個人のフリー旅行なので
全てが行き届いているわけではない。
まずは飛行機の座席指定が
みんなバラバラということが判明。
不安がるメンバーに
「どんなにか素敵な出会いが
あるかもしれない。
それが旅の醍醐味だ」
と、もっともらしく話して
なだめる。
台湾までは3時間程度のフライトだが
まずまずの機内食が出た。
すかさず白ワインをオーダー🍷
グビグビ♪
飛行機は滅法苦手だが
グビグビ✕2+ランチ(機内食)で
直ぐに夢の中へ行ってしまい
2度ほどのエアポケットにも
気がつくことも冷や汗をかくこともなく
平穏無事に台湾に到着だ!!
空港からホテルまでを案内してくれる
現地ガイドがバスの中で
台湾での注意事項を話してくれた。
①とにかく車もバイクも多く運転が荒いから
気をつけること。
②食べ物は台湾旅行の楽しみでもあるが
生水は飲まないこと。
屋台での食事で
たまにお腹を壊したりする人もいるので
薬をすぐ飲むこと。
③混雑するところではスリがいるので
リュックなんかはお腹側で負うこと。
この時は、よもや一番の項目が
本当に注意事項一番だとは
誰も思わなかったが
よもやあんな
体験をすることになろうとは・・・