『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

台湾旅行其の七

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台湾旅行のクライマックスと言っても

過言ではないだろう。

台湾神風タクシーで

十分にスリルを楽しんで九份到着。

地形的には神戸や横浜、長崎、尾道のように

山の傾斜地で

西洋風と言うよりは

ノスタルジックな風景を醸し出している

長閑な田舎って感じだ。

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日本の神社の狭い境内に

所狭しと並ぶ露天をかき分けて歩く

そんなイメージに近いかもしれない。

このあたり一帯が

“祭り”なのである。

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そして日本の傾斜地が

だいたいそうであるように

山の上の方からは海が望めるのだ。f:id:lonewolf1964:20230924213603j:image

台湾神風タクシーのお陰で

こうやってのんびり散策を楽しめ

さらにカフェで

マンゴージュースやスムージー

堪能することができた。

やるじやねぇか

公道レーサー野郎も
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辺りが薄暗くなるに連れ

どこからともなく

人が湧いて出て

瞬く間にすし詰め状態になってきた。

ほとんどが日本人のようだが

もちろん日本人以外の外国人もいる。
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お目当ての

フォトジェニックな場所に到着した。

ここはお茶屋

それなりに高いお茶を楽しむところらしいが

その、夜の外観を写真に収めるのが

我々を含め

ここを訪れる人達の主たる目的なのである。

狭い場所で、大勢の人たちの間から

体をよじり、乗り出し

シャッターを押す。
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そのためだけに

台北から1時間以上かけて

ここに集うのである。

すぎょい!すぎょいゾ!!

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ここは、あまり深くは考えずに

単純にここに来られたことを

喜んだ。

写真を撮って

「で?」「だから?」

なんて考えてはいけない。

あの、SNSやテレビや雑誌で

よく目にする

宮崎駿の映画作品のモデル地

・・かもしれない

ところへ来たことが

素晴らしいのである。

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それにしても橙色の提灯か

とても綺麗で雰囲気もよく

それなりに満足できた。

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さて、この後は現実を考える時である。

また台北まで帰らなければいけない。

バス+電車か

バス一本か?!

バスは相当混みそうだ。
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が!しかし!

何が幸いしたか

それほど待つこともなく

うまく直行バスが到着し

さらに、さらに

全員が座って帰れるという

かなり幸運に恵まれたのである。

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が!しかし!

台湾の交通事情を舐めたらいけない。

彼らにとって

タクシーだろうが、バスだろうが

関係ないことがわかった。

ひとたびハンドルを握れば

神風ドライバーに変身だぁ!!

飛ばす!飛ばす!

バスでも飛ばす!

下りカーブでも関係なく飛ばす!

観光客乗っていても

関係なく飛ばす!

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ほぼ全員が

夢の中に落ちて行く間に

台北近くまで

マッハのスピードで

戻ってこれたのである。