『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

続・夏のうどん旅

肉ぶっかけの〈小〉を平らげ 検索で近くのもう一軒の人気店を目指した。 猛暑の中 既にそこそこの列ができていた。 が、ここも 回転は早い。 「釜玉を頼めよ」 と言わんばかりの設えに 迷わず「釜玉〈小〉」を頼んだ。 シンプルだが美味い! 何杯でもいけそ…

夏のうどん旅

冷たいうどんをすすりに うどんの國を訪れた。 どうやら全国版テレビ番組で 紹介された店のようで なかなかの人気ぶりだ。 いいタイミングだったので そんなに並ばずに済んだが タイミングを外すと 長蛇の列が待っている。 とは言っても うどんは回転が早い…

Hokkaido summer《13》

とうとう北海道最後の夜がやって来た この日は贅沢して カプセルホテルを押さえた。 渋谷のバイト先である居酒屋の 北海道1号店を訪ねた。 開放感、達成感、満足感 少しの寂しさ・・ 色んな思いが交錯する。 レシートを見ると 瓶ビール3本 生ビール2杯 アッ…

Hokkaido summer《12》

北海道も道東あたりは観光地も多く それに連れ 何かしら寝ぐらも多かったが 西に移ると、途端に寂しくなった。 この日も寝ぐらが決まらずに 途方に暮れていたら 大阪から来た保父さん二人組が 声をかけてくれた。 聞けば「民宿風の子」で 一緒だったようだ。…

Hokkaido summer《11》

最北端の宗谷岬と肩を並べる ノシャップ岬 この地も北の果ての寂しさを漂わせる 最北端を制覇した北海道ツーリングも 終焉に向け 南下を始めた。 ずっと北海道の東を北上していたが つまり太平洋側だ。 今度は北海道の西側を南下する。 つまり日本海側だ。 …

Hokkaido summer《10》

ついにやって来た 北の果てへ 感慨深いものがあった。 最初から北の果てを 目指したわけではなく たどり着いた末が “北の果て”だったのだ。 間宮林蔵先生の像もあるぞ。 ここへ来るまで 恥ずかしながら 間宮林蔵先生のことは知らなかったが 昔、ダ・カーポの…

Hokkaido summer《9》

この日は サロマ湖畔のキャンプ場で 野宿をすることにした。 キャンプ場だから快適だし どうせキャンプなんて 野宿みたいなもんさ。 ・・なんて考えたのが間違いだった。 80年代のキャンプ場としては かなりハイレベルな キャンパーがひしめいていた。 とて…

Hokkaido summer《8》

ここは相部屋民宿の 風の子 リーズナブルな印象が残っている。 確か夕食には半分だったが 蟹が出たり ワゴン車で 近くの温泉に連れて行ってくれたり ライダーにとっては 本当に有り難い宿だった。 少し年上の相部屋の仲間と 数日は共に行動したような 記憶が…

Hokkaido summer《7》

よく分からないうちに 知床までやってきた。 そしてもうお決まりの “北海道会う会う” 日勝峠で会った 品川ナンバーのVFと記念撮影。 当時北海道ツーリングは バイク乗りにとって鉄板だったが 本土から渡ってくるバイク乗りは ブ~ンブ~ンとうるさいから ミ…

Hokkaido summer《6》

『霧の摩周湖』という楽曲があった。 それくらい霧に覆われている ということなのだろう。 が! しかし! 怖いくらいに澄み切った湖面 はっきりとした記憶だが 「霧の摩周湖で霧無しの摩周湖 を見た人は晩婚」 と看板に書いてあった。 次に摩周湖より 硫黄山…

Hokkaido summer《5》

元よりミーハー気質なので 当然、足寄町のココも押さえといたのだろう。 それにしてもすごい看板だ! 数日で北海道の環境にも慣れ 何となくコツも掴めてきた。 観光地に行けばライダーが必ずいる。 そして自分も含め彼らは 北海道を時計回りが反時計回りに回…

Hokkaido summer《4》

HONDA CBX400F 当時の愛車だ。 今も人気車で程度が良ければ 数百万はすると言われている。 このバイクのカウル付きが 映画ハイティーン・ブギで マッチが乗っているのを観て しびれたのである。 アルバムを捲ってみると 全くのNO PLANの中で 恐らく自分の中…

Hokkaido summer《3》

私の記憶では午後8時位に青森駅に 到着したと思う。 もちろん宿など取っていない。 駅に行けば 何とかなるだろうと思ったのだ。 奇しくも翌日から青森は ねぶた祭りが開催される事もあって 駅前の公園だったか緑地帯には 所狭しとテントが張られていた。 中…

Hokkaido summer《2》

本当に何も知らない若造に トラブルが襲いかかった。 “ガス欠”だ! SA,PAごとにガソリンスタンド があると思っていたら 全てに設置されていないのに加えて この日が日曜で休みのスタンドもあり 高速道路上でガス欠を起こしてしまった。 本来なら罰金ものだ…

Hokkaido summer《1》

雨の合間を縫って Night walkingを続けている。 懐かしのミュージックを聴きながら 歩いていると ふと、21歳の夏に訪れた 北海道のことが頭をよぎり始めた。 そこで記憶を辿りながら 当時のことを綴ってみようと思う。 大学に入って 高校の同級生から買った …

fromラーメンtoラーメン

スィートコーンを買って 味噌バターコーンラーメン。 腹が膨れたところで 迎えの車に 還暦前の男4人乗り込み short trip 年に2度ほど泊まる 気っ風の良い姐さんのいる民宿。 到着するやいなや 全員でドッポーン!!と ひとっ風呂浴びる。 ギャーギャーとうる…

シルバーなモス

夕飯は何もなければ 7:30までには済ませる。 更に腹八分。 なので夜中まで起きていると 結構お腹が空くのだ。 この日も夜中2時に目が覚めて どうにもたまらないくらいに モスの神が降りてきた。 明日の朝は絶体にモスだ! 何があってもモスだ! そして迎えた…

誰にも分からない

前日の天気予報では曇りの休日 梅雨のひと時の ドライ路面を楽しむか否か 迷いどころである。 当日の朝決めようと思ったが これがまた微妙 複数の天気予報サイトと にらめっこしたが 曇り一時雨の予報まであるではないか。 「やめだ!やめだ!」 最近の天気…

快楽

数えて4回目になる 月一回のアロマテラピー とっくにかもしれないが 先生も私の体のクセというか コツを掴んでくれた頃かもしれない。 最初はうつ伏せ状態から始まり だいたい私のくだらない話に 先生が付き合ってくれる。 そして仰向け 前回からフェイスマ…

死に様より生き様

ハードボイルドの巨匠に会う前夜 同世代の仕事仲間と酒を飲んだ。 彼は都内でクリエイターとして 活躍しているが 私同様来年度で定年を迎える。 仕事は好きだが 会社には未練は無いらしくて 定年後はフリーのクリエイターとして 食い扶持を稼ぎ 後は自分のや…

男子たるもの

羊はその名の通り フワフワで尖ったものがない。 また研ぎ澄まされたナイフのような 危なさもない。 加えて極端に痛がり、怖がりである。 だから 狼のように 孤高で危険な香りに憧れるのである。 そんな羊が憧れの ハードボイルドの巨匠にお会いした。 その…

なんとなく休日

気持ちいい天気の土曜日。 ドコドコっ!と ハーレーを転がしたいところだが 仕事があって休日出勤。 コンビニでアイスオーレを セルフ抽出。 が!しかし! 間違えてホットオーレを 抽出してしまった。 そんな朝のスタート。 午前中で仕事を終え帰宅。 野菜プ…

潮の香りを運ぶ風とバイク

暑すぎず 風も爽やかなこの季節 長袖Tシャツ1枚が 心地よい これがもう少し季節が進むと 暑さと快適さが逆転し 不快指数が上がってくる。 不快と言えば メーカーにも女性タレントにも 全く罪はないが デリカミニのCMが嫌いだ。 「ウェーイ♪」の掛け声でカチ…

空に浮かぶ雲とバイク

うろこ雲浮かぶ梅雨の晴れ間 BreakoutのBLUEのタンクにも うろこ雲が映える こんな日に乗らなくて いつバイクに乗るの ってことで ドコドコ♪っと 走り出す。 この日は下駄履きツーリング そんな言葉はないが 下駄履きで散歩するみたいに 気軽に近場を流すと…

飲み疲れ

先週は何かと飲み会続きで さすがに疲れてしまった。 そして雨の土日 心身のメンテナンス休暇だな まずはスッキリと髪切り 梅雨時は髪に癖が出やすいので バッサリ切るに限る。 スッキリしたところで たこ焼きTIME 2年半前に生まれた子どもが 先天性の病気だ…

StrawberryMoon

梅雨の合間のNightWalking さらにこの宵は StrawberryMoon 歩き始めて間もなく 山景より 月が昇ってきた。 月光浴は心身が浄化されるようで 心が落ち着く 満月の日には 手放すと良いとされる。 例えば荒んだ心とか弱い心 これまでの感謝と共に手放す 物でも…

蕎麦を打つ〈弐〉

生地が四角に整ったところで 蕎麦を切る作業のために 畳む作業だ。 ここで破いてしまうと 泣くことになるので 慎重かつ繊細な作業が続く。 打ち粉は小麦粉だけかと思っていたが 蕎麦粉も混ぜることを初めて知った。 3回畳むことが必要で ここは何とか無事に…

蕎麦を打つ〈壱〉

念願の蕎麦打ち初体験 一度は打ってみたいと思っていたが ようやく実現となった。 プロセスはご覧の通り ただし、茹でる作業は先生側がやってくれる。 蕎麦粉8強力粉2の いわゆる二八蕎麦 強力粉を入れることによって ツルンといった食感が生まれるのだと。 …

そんな5月の休日

久しぶりの朝MAC 理由は一つ 7時からオーブンしているから 1日を有効に過ごすためにも 早い朝食を取りたい。 なので朝MAC。 朝刊を流し読みする。 そしてドラッグストアで 湿気取りや タンスの虫よけ等を購入し 梅雨に備える。 更に溜まった郵便物の整理。 C…

うどんの國

久しぶりにエンジン始動 目指すはうどんの國 この日は快晴 気温も上昇予定 高速も乗らないし lightな服装で出発だ。 途中恒例の珈琲TIME 朝が早かったので いつもだったら 多種多様なバイクが並ぶ この道の駅も まだPEEKには程遠い。 何と言っても このフォ…