数えて4回目になる
月一回のアロマテラピー
とっくにかもしれないが
先生も私の体のクセというか
コツを掴んでくれた頃かもしれない。
最初はうつ伏せ状態から始まり
だいたい私のくだらない話に
先生が付き合ってくれる。
そして仰向け
前回からフェイスマッサージメニューを
追加したのだが
これが秀逸なのである。
麻酔が効く瞬間のような心地よさに包まれ
遠くでヒーリングミュージックが流れているのが
かすかに聴こえる
この落ちるか落ちないかの
フワフワした状態が
何とも良い。
そう。
このワニのように
生きてるのかどうかわからないくらい
ピクリとも動けなくなり
ベッドとの境が分からなくなる
脱力感。
そのうちに
何度か気を失った。
「終わりましたよ」
の一言を聞いても
立ち上がれないのである。
何なら戸板に載せて
このまま運んでもらいたいくらいである。
ウ~ン
まるで魔法にかけられたような
感じなのである。