生地が四角に整ったところで
蕎麦を切る作業のために
畳む作業だ。
ここで破いてしまうと
泣くことになるので
慎重かつ繊細な作業が続く。
打ち粉は小麦粉だけかと思っていたが
蕎麦粉も混ぜることを初めて知った。
3回畳むことが必要で
ここは何とか無事にクリア!
そして蕎麦打ち体験
最大の難関がやってきた。
蕎麦切りだ!!
テレビなんかで見ると
トントントンと
小気味よく切っているが
これが・・・
なかなか難しい。
細くなり過ぎたり
そこで慎重になり過ぎて
太くなり過ぎる。
思い切りも大事なんだろうが・・
先生の助け舟を借りながら
蕎麦打ち体験終了。
茹で上がるのを待つ。
おぉ!!完成だ!!
不揃いではあるが
自分で打った蕎麦は
何とも愛おしいではないか。
その日の気温や湿度
自らの体温
そして力の入れ加減
蕎麦は生きているし
蕎麦打ちは繊細な作業。
とても楽しい経験だった。
きしめんのような蕎麦も
自分で打てば
可愛く思えるものだ。
上手に打って切れるようになったら
もっと楽しいんだろうな。
休日の朝
小鳥の声を聴きながら
作務衣を来て
蕎麦を打つ自分を想像してみた。
イメージだけで
脱サラ
蕎麦屋開業は果たせた。