『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

蕎麦を打つ〈弐〉

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生地が四角に整ったところで

蕎麦を切る作業のために

畳む作業だ。

ここで破いてしまうと

泣くことになるので

慎重かつ繊細な作業が続く。

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打ち粉は小麦粉だけかと思っていたが

蕎麦粉も混ぜることを初めて知った。

3回畳むことが必要で

ここは何とか無事にクリア!

そして蕎麦打ち体験

最大の難関がやってきた。

蕎麦切りだ!!

テレビなんかで見ると

トントントンと

小気味よく切っているが

これが・・・

なかなか難しい。

細くなり過ぎたり

そこで慎重になり過ぎて

太くなり過ぎる。

思い切りも大事なんだろうが・・

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先生の助け舟を借りながら

蕎麦打ち体験終了。

茹で上がるのを待つ。

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おぉ!!完成だ!!

不揃いではあるが

自分で打った蕎麦は

何とも愛おしいではないか。

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その日の気温や湿度

自らの体温

そして力の入れ加減

蕎麦は生きているし

蕎麦打ちは繊細な作業。

とても楽しい経験だった。
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きしめんのような蕎麦も

自分で打てば

可愛く思えるものだ。

上手に打って切れるようになったら

もっと楽しいんだろうな。
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休日の朝

小鳥の声を聴きながら

作務衣を来て

蕎麦を打つ自分を想像してみた。

イメージだけで

脱サラ

蕎麦屋開業は果たせた。