『霧の摩周湖』という楽曲があった。
それくらい霧に覆われている
ということなのだろう。
が!
しかし!
怖いくらいに澄み切った湖面
はっきりとした記憶だが
を見た人は晩婚」
と看板に書いてあった。
次に摩周湖より
硫黄山に向かった記録が残っていた。
北海道の温泉は硫黄泉が多く
石鹸が泡立たないことも
この時に経験した。
そして美幌峠から屈斜路湖を望む。
摩周湖辺りから
北海道の魅力が目白押しで
何もかもに
目と心を奪われる。
それにしても食べ物の写真がないが
80年代のフィルム写真の時代に
食べ物を撮影するという習慣は
ほぼ存在しなかった。
屈斜路湖畔には
砂風呂があったようだが
バイクの旅だと
そうそうのんびりもしていられない。
その日暮しなので
夕暮れが近づき
辺りが闇に包まれてくるとき
ねぐらが決まっていないと
一抹の不安が襲ってくるのだ。
どこでも野宿はできるようで
それなりに野宿も場所を選ぶので
簡単には決まらないのである。