ハーレー乗りのオヤジには
似つかわしくない
高原の白いペアブランコ
できるだけ
カップルの邪魔にならないよう
片隅のチェアに腰を下ろし
アイスオーレを飲む。
世間では「うるさい」「自分勝手」等など
色々と言われているハーレー乗りも
それなりに気は使っているのだ。
それにしても2年前にキャンプに訪れた時は
すし詰め状態だったが
見渡す限りテントは数張りしかない。
キャンプブームも一段落したとしても
極端だな。
不思議に思いカフェの店主に聞いてみた。
返ってきた答えは
「水不足」
なるほど!
いや、水なんか出なくても
何とかなるだろう!
と思ったが
なんちゃってキャンパーだと
そうなるのか・・
逆にガラガラで
「チャンスじゃん!」
とも思った。
ソロキャンだと2Lの水があれば
だいたい何とかなる。
さてとアスファルトの温度が上がらないうちに
帰るとするか。
まだまだ残暑は厳しい。
夏の名残りに
ざる蕎麦をすすって
帰路につくのであった。