冬晴れの
天気のいい昨年末の日
高台にあるcafeへモーニング。
この日ばかりは定休日もチェック済みだ。
が!
しかし!
“本日定休日”
定休日の使い方間違ってないかい?!
気を取り直して老舗cafeのモーニング
「いらっしゃいませ〜」
朝から活気がある店だ。
ん?
しかし!
注文取りに来ない。
よく見ると、私よりあとに来た客に
ウォーターを出してるではないか。
昔からよくあることなのだ。
存在感がないというか・・・
よく忘れられる。
順番を飛ばされる。
よくあることなのだ。
特に先祖は忍者ではないし
気を消す訓練も受けてはいない。
待ち列に並ぶと必ず
私の前が列を横切るための通路となる。
どんなに前の人との距離を詰めても
気がつくと通路になっている。
地声も小さいので嫌なのだが
「すみませ〜ん」を連呼した。
アルバイトとおぼしき女の子が
こちらの方を見てキョロキョロしている。
彼女の視線を観察すると
私の右、そしてなぜか真ん中外して左
もう一度「すみませ〜ん」
またもや、右、飛ばして左。
こっちを見ろよ!!
と思いつつも、ここで気が付かれなかったら
(実はよくある)
他の客の哀れみの視線漬けになるだけだ。
すみませ〜ん!!!を連呼。
やっと気がついてくれた。
たかが、朝のcafeで注文をするだけのために
気とエネルギーを使って疲れた。
仕事はどちらかといえば表舞台というよりは
裏方の仕事で良かった。
黙っていてもウォーターが運ばれてくる人と
何が違うのか・・・
今年こそは存在感のある男にならなきゃな。