『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

カスタマーかクレーマーか①

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羊サラリーマンは純情で

ホントに10年ほど前までは

理不尽なこともだいたいが飲み込んで

自己処理をしていた。

 

が、しかし

近年は年齢も経て、社会経験も豊富となり

また、相手側が自分より若輩になったということもあり

カスタマーとして

少し意見を言わせてもらうようになってきた。

 

ここで重要なのが

私はクレーマーではない(と思っているが)

世のカスタマーセンターのほどんどは

クレーマーセンター化していると感じている。

また、そのことが

私のようなカスタマー(顧客。場合によっては重要顧客)の

印象を悪くしているのも事実である。

 

私は人より感じ方が敏感であり

電話を通しての些細な感情も読み取ることができる。

そこがミソで

恐らく、私が(世間で言うところの)難癖をつけると

オペレーターはきっと

「私は何も間違ったことは言っておりません。

マニュアル通り答えたら、相手の方が憤慨されたのです」

と上司に報告し、

報告された上司もその現象面だけをとらえて

「一種のクレーマーだな」と

済ませていることが多いのではないだろうか。

 

私はサービス業の経験もあるが

カスタマーセンターやその類の所で意見を言う人は

既に感情爆発の限界点まで来ているケースが多い。

場合によっては、たらいまわしの挙げ句にたどり着き

一触即発の状態でコールしているのかもしれない。

 

とにかく、相手の顔が見えない電話ほど

相手のことが良くわかるものは無いと思っている。

電話の先で、一生懸命頭を下げていたり

ふんぞり返ってしゃべっていると

何となくわかるものである。

 

次回は体験談をお話ししましょう。