『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

暖冬のソロキャンプ⑤

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新しい朝が

希望の朝が

やってきた。

ヨシっ!

中山道以来ややサボり気味の

ウォーキングをやるか。

今日はOnlineウォーキング&ランニングの日だ。

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こんな気持ちになるだろうと

準備は万全だ。

15kmのコース設定もできている。
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清々しい朝を迎え

15kmウォキングのスタートだ。

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のっけから上りが続き

嫌でも中山道を思い出してしまう。

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https://youtube.com/shorts/EYB1OaonHGs?feature=sharef:id:lonewolf1964:20221204214603j:image

どうにも準備不足で

スマホの充電がやばくなってきた。

何しろ新しく手に入れた

ワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながら

大会提出用にログを取りながら

道がわからないのでナビを使い

さらに、パシャパシャと写メるので

バッテリーの消費が早い。

早々に音楽は諦めた。

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それにしても

綺麗なサンライズだ。
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今年は本当に紅葉時期が長く、

この地も幾分か残っている。

久しぶりのウォーキングで上りとはいえ、

中山道に比べたら子供の遊びのようなもの

ぐいぐいと登っていく。

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2時間40分かけて

何とか15km完歩だ。

腹も減った
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山道から幹線道路へ出て歩いている途中

グァオグァオと

紳士な4WDが走り去っていったので

また一人の川辺が戻ってきた。

今日も暑くなりそうだ。
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朝靄の中に

4WDの轍だけが

昨夜の面影を残す。

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ソロキャンプのブレックファストは

たっぷりと食う。

卵かけご飯に納豆

昨夜の鍋の残りに味噌をin

鮭のハラミホイル焼き


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そして、全てが満たされたところで

朝の珈琲タイムだ。

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衝動的に温暖気候に押されて

ソロキャンプを敢行したが

良い良い

良いキャンプだった。

 

 

暖冬のソロキャンプ④

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時折、天空に架かる橋の上を

車やバイクが走り抜けていくので

寂しさもなく

かと言って、騒々しいわけでもなく

寒くもなく

すべてが

丁度いいのである。

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久しぶりの牛肉しゃぶしゃぶ

ウマい♪

タレは・・

子供の頃食べた味の再現は叶わなかった。

落花生のクォリティの問題かなぁ

部下に危機管理の課題を出しているだけに

念のため

市販のタレも買っては来たけど😅

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冷やでもいける酒の鍋だから

下味も効いてうまいに決まっている。

牛肉以外は

豆腐

春菊

しいたけ

人参

白菜

結構お腹がはり

葛切りとうどんには

行き着かなかった。

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https://youtu.be/LWxIk1sH4Xo

お腹もふくれたところで

ビールからウイスキーのお湯割りにチェンジ。

理想通りの満足度だ。
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そもそも寒くないのと

完全防寒のお陰で

リクライニング機能のある

ローチェアで時折

ウトウトとしてしまうくらい。
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そんな安息の時間が流れる中で

ランタンの灯りを少し落とそうと

調整したけどうまくいかずに

灯が消えてしまった。

で、以前も同様のミスをしたのだが

作業の途中でホヤを割ってしまった。

ヤレヤレ┐(´д`)┌

これを期にLEDに変えるか

悩みどころだが

燃料ランタンの風情は捨てがたい。

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21時も過ぎ

心地よい時間をウトウトと過ごしていると

突然、漆黒の河原が

昼間のような明るさになった。

最初は意味が分からなかったが

3km先まで照らすのでは?!

と思われる車のLEDライトの明かりだ。

こちとらハレダビッドソンはLED仕様だが

車は元祖シールドビーム球なので

イカーだと3m先は真っ暗だ。

「なんだ、なんだ?!」

振り返ると

青や赤のランプをまとった派手な4WDが

河原を照らしてるではないか。

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「やな感じ。こっちくんなよ。」

と思っていると

ヘッドライトの明かりと共に

派手な4WDは去っていった。

・・・と思ったら

グァオグァオ〜〜と

2台の派手な4WDが

私の車では到底走れない

ゴツゴツの川石をもろともせず

川辺りまで突進していった。

「あぁあ、来ちまったよ」

やな気持ちに包まれながら

観察を続けると

ナイターでもやるの?

ぐらい立派な照明器具で照らしながら

テント設営を始めたのである。

「チッ!泊まりか!」

しかし、その後は不気味なくらい静かで

物音や喋り声すら聞こえず

“人を車で判断してはいけない”

と反省するハーレー乗りだった。

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https://youtu.be/luFLrGdIDoI

紳士的な4WDと徹底した防寒対策が功を奏して

汗をカキカキ眠りについた。

 

暖冬のソロキャンプ③

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さて、陽が落ちて辺りが暗闇に包まれる前に

焚き火の準備をするか。

酒の入ってた箱がよく燃えて

着火剤は不要だ。

あっという間に火が燃え盛る。
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山と山の間に流れる川だから

靄も発生しやすく

季節の割に湿気に覆われ

何もかもがしっとり。

うむ〜。

残念ながら男度は上がる歳ではない。
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刻一刻と変わる自然の表情を

楽しめるのも

アウトドアの醍醐味だ。

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Amazon Musicから

この夕べにふさわしい

ピアノJAZZをチョイス

Bluetoothを経由して

ポータブルスピーカーへ。

静かでテンポ良い調べが

川の流れとセッションを始める。
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気温は適度だが

夜の冷え込みを想定し

備えは万端だ。

WORKMANの火にも強い防寒着

アンダーにはバイク用の

電熱ダウンの上下を重ね着る。

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おぉ!空を見上げると

一番星の登場だ!

宴の準備は整った。
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https://youtube.com/shorts/1oFP9Un524c?feature=share

暖冬のソロキャンプ②

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見上げると

まるで天の橋立のような橋だ。

晴れ間が見えると

川面が鏡面のようになり

美しく幻想的な風景が広がる。

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そして幾分

秋の名残を残す景色。
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と、思いきや

振り向くと桜?!

秋と春が交錯する。

自然界も温暖化で困惑しているのだろう。
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何はともあれ

プシュッ!!

グビグビ♪

とやらなきゃ始まらない。

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今回のキャンプのテーマは

“しゃぶしゃぶ”

家飲みしないので

貯まった日本酒で酒鍋をしようと思ったのと

まだ市販のタレなどない子供の頃

家で作っていた

しゃぶしゃぶのタレを再現すること。

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まずは主材料の落花生。

そう。胡麻ではなく落花生を使うのだ。

ビールを飲みながら

落花生の皮を剥いていく。

普段なら面倒な作業も

まさに楽しいひと時に変わる。
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皮が向けたところで

フライパンで煎る作業だ。

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薄っすらと焦げ目がついてきたので

この辺りで良しとするか。

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続いて、すり鉢で

細かく砕き

ペースト状になるまで

すっていく。

すり鉢が100均製で小さいので

少量に分けて何度も繰り返す

地道な作業が続く。
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その度にビールをグビッ、グビッとやる。

豆に水分が足りない気がする。

私の記憶だと

もっと水分が出ていたはずだが。。

まぁ、いいか😆

なんとかなるだろう♪

 

暖冬のソロキャンプ①

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休日の朝が

先日抜歯したところへ

歯を入れる治療から始まった。

保険使って、概ね3万円ほど。

ホワイト消しゴムで良かったんだけど

そうもいくまい^^;

思いの外、早く終わったので

カフェで朝の熱い珈琲を流し込む。

外は久しぶりの雨だ。

しかし、午後には晴れる予定。

郊外のスーパーマーケットで

キャンプ用の食材を買い込み

隣接する食堂で豚丼でランチだ。

生姜が程よく効いて、なかなか美味いぞ。
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暖冬と地球温暖化の問題はさておき

この暖かい冬を活かさない手はない。

思い返せば

今年のキャンプはまだ一回だけである。

そうだ!!キャンプに行こう!

目的地へは1時間余りで到着。

ちょうど雲の切れ間から青空が覗いてきた。

いいゾ!!いいゾ!!
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山に突き刺さった橋の下が

今日のねぐらだ。

何しろキャンプ場と言っても

無料!!しかもトイレはピッカピカ。

ウォシュレット付きだ。

ただし、炊事場や水場は無い。

元よりそんなものは必要ないので

お誂え向きだ。
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さらに、誰もいない。これが重要なのだ。

わざわざ一人で楽しんでいるのに

周囲に他人がいたら

気になってしょうがない。

一張だけテントが見えたが

私のテントからだと視界に入っておらず

許容範囲だ。
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私の車は2WDなので

あまり川に近づくとスタックしてしまう。

この場所でも雨の後だけに

前輪のタイヤが少し空回りをしたので

冷や汗ものだ。

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車から荷物を運ぶ必要がないので

とても助かる。

クーラーボックスは結局

車に積みっ放しだった。

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テント設営には

それほど時間を要しない

今日はタープも持ってこなかったので

あっという間に設営完了!

このレイアウトだと

仮に他人が来ても

視界から隠れるので

いい感じに仕上がった。

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雨上がりの陽光を受けて

山も川もキラッキラだ!!

もちろん気温も寒くはない。
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冬のソロキャンプの始まりだ!!

 

 

カレーうどん

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奥深い山頂で

店を開けるのは休日だけ

そんな粋なうどん屋を目指して

1868CCのエンジンに火を入れた。

少し疲れ気味だったこともあり

片道60km程度のお散歩Runだ。

途中の道の駅で

お決まりの珈琲と菓子パンを頬張る。

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次に寄った道の駅では

ワンちゃんとタンデムの

ハーレーと遭遇だ。

特段嫌がっている様子もなく

どちらかと言えば

きょとんとしたその表情が

愛嬌があり

慣れを感じさせられた。

 

そして、再び出発した後は

しばらく登りラインが続き

「きっと混んでるんだろうな」と

覚悟を決めた

視線の先に現われたのが

これだ!!
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よりによって・・

いいんだ。よくあることさ。

「事前確認か、予約確認をすれば」

とよく言われるが、

あまのじゃく性格故に

店の都合に合わせて行動するのが癪なのだ。

別に開いてなきゃ、それでいい。

それにスモールアンラッキーを貯蓄していて

随分と溜まってきたように思う。

大きく見返りがあれば、それでいい。

小さなラッキー!等、必要ないのである。
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何度も見納めを呟いたが

まだまだ紅葉は続く

青空にハーレーダビッドソン

ゼファーブルーが映える。

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さて、うどんの代わりに何を食べるか

頭を巡らせる。

行きとは違う道を

走って帰ろうと思っていたが

最近、人気のカレーショップが

往路の道沿いにあることを思い出し

来た道を引き返すことにした。
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頭が

うどんからカレーに切り替わった所で

エンジン始動だ。

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迷うことなく

カレーを目指して

アクセルを吹かす。

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カレーショップ着。

・・・休み

いいんだ。よくあることさ。

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え~い、どうすりゃあいいんだ。

答えはひとつ

そうだ!!

カレーうどんを食べよう。

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少し走った河川敷の側の

屋台風の食堂。

特別名物でもないが

まぁ、今日の思いがてんこ盛りになった丼

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お腹を満たしたあとは

珈琲を楽しみながら

人生ってのは

こんなもんさ。

と自らに言い聞かせ

納得するのであった。

新蕎麦の季節

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新蕎麦の季節がやってきた。

蕎麦には目がないので

古民家で営む蕎麦屋を訪ねた。
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街中と違って

さすがに冷える

さらに、昔の家は隙間だらけだから

どっからともなく

深々と冷えてくるのである。

そして

暖炉からパチパチと木が燃える音と

微かに木の香りが漂ってくる。
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囲炉裏を囲んで蕎麦を食すなら

一献いきたいところだが

そうもいくメェ。
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ここの蕎麦は十割蕎麦。

二八そばでツルンとした食感を

楽しむのも悪くはないが

新蕎麦で香りも楽しむのなら

十割蕎麦だろう。
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蕎麦で満たされた後

紅葉の場に足を向けた。

これで見納めと言いながら

まだまだ

今年は暖かい日が続くせいか

紅葉も長く楽しめる。

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こちらも風情ある

日本家屋だ。

凛とした静寂感が

世俗の雑念を取っ払ってくれる

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珈琲カップから

立ち昇る湯気も

この場の時間の流れに同調するかのようで

心地よい。
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季節の移ろいの中に身を置き

その季節の風に吹かれることは

ヒトという生き物と

社会生活を営む人間の

バランスを保つための行いだ

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ひとりのアーティストが

茶房を切り盛りしていた。

人が遠ざかり

これから訪れる白い季節の

ことなど

知る由もない。

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僅かに浄化された

心と体

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里に降りれば

街はイルミネーションで彩られ

クリスマスソングが響き渡る。

そして

心を隠した人々の

笑い声が響き渡り

俗と酒にまみれた

饗宴が繰り広げられる。

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そんな

虚空の季節感も

嫌いではない。