『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

紅葉の三都を巡る~長岡京・平安京・大津京⑪

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カウンターの席に案内された。

食事担当と思わしき着物姿の女性が

一人立っていた。

待った。待ってみた。

が!しかし!

ノーリアクション。

仕方なくこちらから声をかけ

飲み物を頼んだ。

最初の料理が運ばれてきた

ん?

なにか違和感。

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ほとんどの宿では

もういいよってくらいに

料理説明をしてくれる。

なるほど!そういうことか。

全てに合点がいった。

到着した時の会話や

この食事部屋でのやりとり。

聞かれたら丁寧に答えてくれるが

あちらから何かを言ってくることはない。

これは・・・京の文化なのか?!

きっとそうだ!京は今でも都なのだ

東京都なんて東の京都に過ぎないのだ。

日本を司るのは京都なのだ。

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町家がコンセプトの宿のせいか

料理も際立ったものは少なかったように思う。

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お造りだけは説明があった。

なるほど印字されたメニューには

盛合せと書かれている。

その日によって仕入れが変わるから

お造りは説明が必要なのだろう。

合理的だ。こちらも京都っぽいではないか。

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体力回復のために

ステーキメニューに変更をお願いしてあった。

山葵が添えられていたが

京都であれば山椒ソースが嬉しかったかな。

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料理に舌鼓をうち

京都の文化?に触れながら

瓶ビールからのハーフワインを一本空けて

締めの態勢に

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地酒の登場だ。

足のことを考えれば

紅葉ライトアップの探索なんて

どだい無理である。

あとは飲んで寝るだけだ。

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黒毛和牛の柚子釜田楽焼き

写真は酔っているが

これは美味しかった。

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それにしても

私以外のお客さんたち

皆さん静かだった。

もしかしてスマホで会話してる?

ってくらいに
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