燃えるような洛陽に
心を打たれる。
丘陵沿いの夕陽を浴びた風車が
赤い風ぐるまのように
ゆっくりと回り
寂しげなシルエットが
まるで、一日の終わりを
告げているかのようだ。
さて、主食は平らげたので
世紀の祭典の開会を祝して
今宵もVODKAを
snowpeak製
チタンのマグカップに注ぎ
夜会の始まりだ。
夏の夜らしく
ソーダとグリーンレモンを入れ
爽やかに仕上げてみる。
スマートフォンのテレビ映像に
国立競技場が映し出され
空に浮かぶ月と交互に眺めてみる。
どの国で開催されても
最新技術と
研ぎ澄まされたクリエイティブ力の
競い合いだ。
大自然のクリエイティブ力を
魅せられた後だけに
残念ながら
胸を打つシーンに至らなかった。
心底人々の心に響くものは
かけた金の多さでは無いってこと
なんだろうな。。。
やけに長い開会式は
眠くなったところで
早々におさらばをして
満月に照らされながら
寝床の準備の取り掛かったのである。
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