寒暖の差が激しい日々が続いたせいか
どうやら
季節の移ろいを
風で感じることが難しい。
視覚的変化で
ようやく春を感じるところだ。
極寒用のグローブを
3シーズンのグローブに変えてきたが
正解だった。
岐路を走ってると
いつも賑わってるCafeのパーキングに
車が一台も止まっていない風景が
瞬間目に入った。
同時に
山に落ちかけた陽に照らされて
川面がダイヤモンドのように
キラキラと輝いてる風景も
一瞬迷ったが
Uターンができる所まで
バイクを走らせ
今来た道へ
ハンドルを切った。
思った通り
私以外に客はいない。
テラス席に座ると
こちらも狙い通り
西に傾いた柔らか日差しが川面を照らし
キラキラと輝いている。
珈琲だけを飲むつもりが
つい、勧められた文旦のタルトを
オーダーしてみた。
https://youtube.com/shorts/Td8BwJXFEds?si=6tQrlwWVtpPLagp4
正解だった。
時間の流れとともに
山や川は表情を変えてゆく。
文旦のタルトと珈琲と
自然の織りなす情景を楽しむ。
豊かな時間とは
こういうことなんだろう。