モノクロームの世界から原色へと
季節が流れてゆく
彼岸の祀りを終えた昼下がり
Harley-Davidsonで散歩に出かけた。
ここひと月あまり
余裕のない生活を送っていた。
疲れとストレスが
危険水域を超え
溢れ出す勢いなので
セルフコントロールが必要だ。
この日の気候は
初夏を思わせる
心地良さ
草花の彩りが
流れる季節を映し出す
自然に触れると
人間界の些細なことなど
どうでも良くなる。
いつもなら
熱い珈琲を飲むのだが
ペットボトルのコーヒーを
ガブガブと飲みたくなった。
自然界の生物も
俗世間の人間も
アクティブに動き出す季節を迎え
人々の息づかいが聞こえてくる。