『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

紅葉の三都を巡る~長岡京・平安京・大津京⑬

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京都に夜行バスが到着した初日の

朝7時前

駅近くの行列に注目すると

貝出汁ラーメンの待ち列だった。

朝の7時から開店するのもすごいが

それを待っているのも凄いなと思い

気になっていたので行ってみた。

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人気のラーメン屋さんは

紙おしぼりも洒落ていた。

一口スープを啜ると

口の中に海の香が広がった。

あぁこういうことか

スープまで飲み干し

完食

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その後新幹線の発車時間までを

どう過ごすか悩んだ末

観劇をすることにした。

ちょうどレイデイマクベス

最終公演日だったが

追加公演があるほどだ。

月曜の昼間とはいえ

京都を舐めちゃあいけなかった。

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観劇を諦め

ミスドで珈琲を飲みながら

ウルトラウォーキングの反省記

(このブログ)を書くことにした。

そして出発の時間。

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新幹線から在来線に乗り継ぎ

車窓から

夕陽に島影が映る様子を眺めながら

旅の終わりを噛み締めていた。

相変わらず足は筋肉痛とむくみが酷く

靴は履いていられない。
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100kmウォーキングを

“お散歩”と呼んでいる人たちがいるが

どんなに凄いんだろうと思う。

私には到底真似ができない。

年に一回参加するのが関の山だ。
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列車が家の近くの駅に到着した。

線路を越える陸橋の上に月が覗いている。

もちろん迂回をすることもできる。

しかし、

そこに行かないと見えない風景があるのだ。

そこでしか見ることができない風景と体感

それがウルトラウォーキング参加の

理由かもしれない。

そんな事を考えつつ

重い足を引きずりながら

陸橋に向かって歩を進めた。