梶井基次郎は著書
「桜の樹の下には」
で、次のように著している
桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。
何故って、
桜の花があんなにも見事に咲くなんて
信じられないことじゃないか。
俺はあの美しさが信じられないので、
この二三日不安だった。
しかしいま、やっとわかるときが来た。
桜の樹の下には屍体が埋まっている。
これは信じていいことだ。
ものすごい発想力だと
思ってしまう。
しかし、
桜にはそんな想像をさせてしまうくらい
妖艶、繊細で
儚さがある。
パッと花開き
風と共にヒラヒラと散っていく
その様が日本人的な生き様として
共感を生んできたんだろう。
花を愛でて
食を楽しみ
茶でゆるりと
と思っていたが
思いの外時間を要してしまったので
茶には行き着かなかった。
そう
3年目を迎え
とうとう第一回車検の日が
やってきたのだ。
この日の夕刻にバイクを入庫するため
時間に追われてしまった。
なんと4月の月初に入庫して
仕上がるのは下手したら
GWを過ぎるかも?!
とのこと。
「そこだけは避けてほしい」
と告げた。
この日も
購入希望客と見られる人がパラパラと
バイクブームで
結構売れている空気が・・
たから作業も追いつかないのだろう。