やっと珈琲を飲むことができた。
mont-bellショップなので
mont-bellカードを見せると
500円の珈琲が半額になる。
霊峰への登山客も多く
Cafeの前はいつも賑わっている。
そんな風景を眺めながら
珈琲を頂くのが至福のひととき。
目の前の神社を眺めながら
まさに、小坂明子を聞いていた頃
父の運転で家族で
この地を訪れたことを思い出した。
今は、もう誰もいない。
自分は逝ってしまった家族の
屍の上で生きてる。
あの澄み切った空の上で
ちゃんとしろ
しっかりしろ
きっと、みんなで文句を言ってることだろう。
そうは言われても・・・
もうしばらくは
好きにさせてもらおう。
こんな小春日和の秋の日を
この先どこまで
味わうことができるのか
いつかは
枯れ果て
土に帰り
空へ登るときが来るだろう。