夜行バスなんて何年ぶりか
乗車待ちの時間で
注意書きを読んでいて
初めて知ったのが、
我々、末端地方民は
日本列島の動脈を走る
王道高速バスに乗るためには
3列シートではない普通のバスで静脈を走って
王道バスに連結しなければならないようだ。
3時間足らず窮屈な車内に放り込まれた
救いは、空いていて
隣の席が空席だったことだ。
それでも、出発するやいなや
すぐに消灯となり
寝ざるを得ない状況だが
小柄ながら体を折り曲げ
既に痛くなった腰を右へ左へ
移動させながら
動脈への連結まで耐え忍んだ。
詰まる血管の気持ちが
少しわかった気がした。
3列シートとは言え
バスはバスだ。
100均で買った首枕を持参していて正解だった。
この睡眠が明日のウォークにとって
とても重要な睡眠となるので
頑張って寝るしかない。
名古屋到着だぎゃ!!
予定より早いが
JRに乗り換え岐阜を目指す。
過去2回のウォーク挑戦と大きく違うのが
自家用車での移動でないこと。
このことがもたらす影響は
車で仮眠ができないことである。
過去のペースから換算すると
10時にスタートして明日の早朝には
南木曽駅にゴールできる。
しかし、周囲には仮眠できそうなところが
調べた限りはなさそう。
もちろん、駅や公園は別だが。。
朝から駅で寝るサラリーマン像は
映えないばかりか、通報ものだ。
宿のチェックインは午後3時。
そこまでは持たない。
幸い、今回のエイドの中には
仮眠ができるエイドがあるので
ここはタイムは捨てて
そこで仮眠をとってゴールすれば
観光にもいい時間になるし
睡魔に襲われることもない。
岐阜駅のモスで充電と朝飯をやっつけながら
作戦を練った。