久しぶりのウォーキング大会だ。
本来ならば、
瀬戸内の晩夏の風の中を歩くはずが
コロナの感染拡大で
今日になってしまった。
のっけからのドダバタ続きだが
これは、ひとえに
見切り発車の私の性格に起因するものだ。
しまなみ海道ウルトラフリーウォーキングの
私は今治市のゴールに車を停め
高速バスでしまなみ海道を渡ることにして
11:45今治駅発の
高速バスの事前予約をしたが
予約完了から決済への
ステップが抜かっており
そのことに気がついたのは
大会一週間前だった。
再度、予約を試みたが
すでにその時間は満席で、
08:48今治駅発の選択肢しか
残されていなかった。
朝、5時前に起床し
眠い目をこすりながら
立ちはだかる山へとアクセルを踏んだ。
そこで、また事件が・・
私の頭に描いていたルートと
ナビが誘導するルートが明らかに違っていた。
ナビを無視して、自分の道を進んだのが
正解だった。
何しろ到着時間に余裕を持っていたはずなのに
走れば走るほど到着時間が遠ざかり
かなり焦っていた。
後でわかった理由はこれだ。
伊予湯治場 喜助の湯
同じ愛媛の「キスケノユ」だが
私の行きたいのは今治市だ。
しまなみ温泉 喜助の湯
ナビに施設名で検索し
よもや愛媛県に同じ温泉名が
二つも存在するとは思わず
間違えてしまった。
自分のルートを信じてよかった。
ということで
焦ってアクセルを踏みすぎたせいか
予定より早く到着し
念の為に、希望する時間帯のバスの
キャンセルが出ていないかを確認してみた。
何しろ10時近くにスタート地点に着いてから
15時のスタートまで
何もすることがないのである。
この電話の対応はピカイチだった。
自分は守衛だと言っていたが
こんなにも素晴らしい対応は
滅多にない。
自由席だと別のバス会社で
一時間に一本出ていることを教えてもらい
ゴールのしまなみ温泉 喜助の湯の
パーキングに車を停め
08:48発のキャンセルに今治駅前の
バス発車場に出向いた。
念の為に次の便に振り替えれないか聞くと
多分できるとのこと。
30分後の9時にもう一度来るように言われ
無事に11:45までの間
駐車した車の中で仮眠をすることができた。
山あり 谷ありである。
しかし、みるからに寒そうな空と
幟がはためく風
極寒の78kmウォーキング
これは
修行なのである。