『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

回らない寿司②

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続いて、小烏賊

こちらは粗塩で頂く。


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そして、車海老

こういう蒸した海老は

あまり好きではないが

俗に言うプリプリ感も残った

丁度いい硬さ加減で

「ウマい!」と思ってしまった。


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瀬戸内の貴公子

鰆の登場である。

春と冬と旬があるらしいが

悪くない脂の乗り加減だ。


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鮪の漬け

今や回転寿司だって

一流寿司職人を唸らせる握りを

提供している店も少なくはない。

しかし、このお店のご主人を

観察していると

所作が綺麗で無駄がないのである。

そして、凛としているし

一手間かける江戸前の握りが

極めて丁寧なのである。

その流れるような

パフォーマンスだけでも

回る寿司とは雲泥の差である。

出される寿司は

全てが美しい。


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こちらも瀬戸内の秘蔵っ子

鯛の出番だ。

「お塩で召し上がりください」

「そのままお召がりください」

あまり手元の醤油を使うことがない。

 


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鰹の炙り

鰹の塊に一本一本

鉄串を刺し

丁寧に備長炭で炙り焼きにする。

 

「シャリをお願いします」

何度か、ご主人が

こう声を発した。

ネタによって酢加減等

シャリを変えているのである。

恐れ入谷の鬼子母神だ。