『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

回らない寿司①

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寿司は回らないが

お勘定は目が回るかもしれない。

寿司大好き人間だが

縁あって

ミシュラン店に

ランチで、お邪魔することができた。

 

先付けは

鮑と蛸を粗塩と酢橘で頂く。

蛸は瀬戸内海でも不漁と聞いていただけに

嬉しいスタートだ。


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まずは〆鯖の登場だ。

なんとも瑞々しくて美しい。

〆鯖というと乾いたイメージがあるが

ご覧の輝きだ。


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浅蜊の入ったお汁

いい、箸休めになる。


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私が寿司で最も好きな

雲丹の登場だ。

西日本では

中国や九州の日本海側でとれる

赤雲丹かと思ったが

王道の蝦夷馬糞雲丹だ。

色と形からも

その鮮度の高さがわかる。

回る寿司では

回ってこないクォリティだ。

ただし、どんなに輸送技術が進んでも

採れたての雲丹には

敵わないことは明白である。


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次は焼き椎茸

季節を感じられ

粋なネタだ。

個人的には

この場合、松茸である必要はない

と思っている。


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続いて、江戸前の代表格でもある

小鰭である。


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そして、鮪の中トロ

とにかく、一握り一握りが

味もさることながら

美しいのである。