さて、楽しみの一つである夕食は
個室に近い部屋をあてがわれた。
宿に入ってから
宿泊客と近接することが
ほとんどない。
見事なバブル!
感染対策は万全だ。
飲み物は雰囲気にあわせると
迷う必要もなく
やはり、恵比寿だろう。
先付と前菜だ。
なかなかどうして
一つ一つが丁寧に作られているのが
よく分かる。
山エリアであるため
お造りには注目してみたが
しっかりとした目利きの上で
仕入れをしているのも
よく分かる。
「お刺身美味しいですね」
と思わず口にしてみた。
思った通りで
拘りを持つ料理長の手腕だ。
セカンドドリンクは
シャンパンにしてみた。
これについても
「焼酎メニューが無いんですね」
と尋ねると
「当初はあったんですが、
ほとんど出ないので、外したんです」
なるほど…
だから、ワインやシャンパン類が多いのか。
想像するのに
旅館の浴衣と袢纏を着て
焼酎に没頭するオヤジは
元より
ターゲットから外れてるということか。
上品な味の鯛の黒酢あんかけと
あか牛のステーキだ。
やはり、牛肉はどこで食べても
美味しい!
そして、締めは炊き込みご飯。
結構な量だ!!
と、思ったら
残った分はお椀に入れて
部屋に持ち帰りができるシステムだ。
館内に不必要な自動販売機もないし
ましてや、
近くにコンビニなんかも無いので
粋な心配りだ。
この漬物が(も)
絶品でハマってしまった!
何とも、いい漬け加減だ。
そして、デザートの
ブリュレ。
最後まで手を抜くことなく
一つ一つのメニューがしっかりと
作られており
素晴らしいの一言だ。
料理の造詣が深い訳ではないが
良し悪し、くらいは分かる。
手書きメニューに始まり
ミーハーな若い女性が
バエだけで喜ぶような
創作料理風とは
別物であるのは明白であった。
そして、
ちょうど食事処の上に位置する
セルフバーへ行ってみた。
何とも申し訳ないが
個室セルフバーと化していた。
オートリピートでJAZZが流れている。
私以外はみなペア客であるため
部屋で寛ぎたいだろうけど
こちとら一人なんで
こういう施設があると
とてもありがたい。
気がつけば
心地よさに包まれて
うつらうつら
夢心地で
夜が更けていった。
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