このブログも更新できずに
駆け足で過ぎ去った夏を
回想してみようと思う。
この夏は各地で祭りやらイベントやらが
徐々に再開され
何かと気忙しい夏の日となってしまった。
それ自体は悪いことではないが、
リターンライダーとなって以来
夏のルーティンとなっていた
ロングツーリングに行けなかったのが
唯一、心残りだ。
ここ数年、中四国・九州辺りが続いたので
丹後半島や北陸、軽井沢あたりに
食指が動いていたが
妄想に終わってしまった。
特に北陸や軽井沢は
やはり晩秋がいいだろうし。
また、機会は訪れるだろう。
それでも、暇ができれば
日帰りでグルメ・ツーリングを
一人楽しんでいた。
鰻を食べたり
深山にある韓国料理店の
本格韓国冷麺やチヂミを
食べに行ったり。
さすがに仕事で疲れが溜まっている時は
自粛もしてみたが
かえって疲れが溜まり
気分も滅入ってしまうことがわかり
天気さえ許せば
夏の太陽の下へ飛び出していた
そんな夏の始まりだった。
チベットとは比べ物にならないが
人里離れた深山にある
本格的カレー屋を訪ねた。
ご覧の通り
雰囲気は何だかそれっぽいし
ハーレーでは
もう二度と来たくない道だったが
引っ切り無しに客が訪れる。
そのカレーが
コレだ！！
思ったほどクセもなく
あっという間に完食。
山水が洗面器に流れ込む風景が
何とも涼しげだ。
でも・・
きっと冬は寒いな^^;
本場から日本に移住した方が作られている
無水カレーだそうだ。
どうりでウマいはずだ。
何度か泣きそうになりながら
やっと辿り着いた
harley-davidson breakout
続いてバイクを走らせたのは
湖畔のcafe
先程のカレー屋と同じく
何とも静かで、ゆったりとした時間の流れだ。
好きなバイクに乗って
本格的カレーに舌鼓を打ち
湖畔で珈琲を楽しむ。
何とも
贅沢な時間だ。
バイクに接している時間の
ずっとが心地よいわけではない。
どちらかと言えば
心地よさを感じる割合は極めて少ない。
この時間も例外ではない。
これだけくつろいでしまうと
またヘルメットを被って
グローブを着けて
重いバイクを起こして
走り出すのが億劫になってしまう。
できれば、このまま
トレーラーでガレージまで運んでもらいたいくらいだ。
そんなことを考えながらも
しぶしぶ ^^;
帰路につくことにした。
午後のくつろぎtime
喉を潤すのは
もちろんヱビスビール🍺
今夜のメインディッシュは
鰹のタタキ。
本格的な藁焼きにチャレンジだ！！
藁は既にホームセンターで仕入れ済みだ。
夕刻が近づいた頃
地元の魚屋に出向き
一本の新鮮な鰹をその場で
捌いてもらった。
魚は鮮度が命なので
キャンプ場に持ち帰り
藁を竈にセットし
ファイヤー！！
https://youtube.com/shorts/94ctD_dW6Zs?feature=share
おぉ！！初めてのチャレンジだったが
何となく焼け具合は良さそうだゾ。
本場カツオの藁焼きタタキに欠かせない
にんにくのスライスと大葉を添えて
極めつけの天日塩をまぶせば
完成！！
西陽を浴びて
黄金色に輝くヱビスビールが最高だ！！
さっそく、タタキにかぶりつく。
旨い！！旨いじゃねぇか！！
最高だ。もう一節あっても食えたな。
風も止み、清々しい海の朝を迎えた。
テントからの視線の向こうには
“海”だ！！
やはりロケーションは最高のキャンプ場だ。
https://youtube.com/shorts/ZW2EdgtmYJ0?feature=share
海がキラキラして
心地よい朝のひと時を過ごしたものの
ガス切れで朝飯を食うこともできない。
店が開く時間を見計らって
キャンプ場を出発だ。
買い物ついでに
小一時間ほど車を走らせた
海を望む高台にある温泉で
朝風呂を楽しんだ。
これ、また心地よし😆
そして、キャンプ場に帰り
ほぼランチタイムの
ブレックファスト作りに取り掛かった。
メニューはご覧のホットケーキだ。
フライパンはUNIFLAME製の
クッカーセットを使っている。
UNIFLAMEとは
snowpeakを始め
アウトドアギアの聖地
なかなかいい焼け具合だ。
バターとシロップをタップリと！！
ナイフとフォークは
デザインに惹かれて
バラデオ製を使っている。
https://www.mountain-products.com/baladeo
大風に見舞われた初日に比べて
順調なキャンプライフのようだが
実はそうではなかったのである。
昨日はゆったりとしていたテントサイト(上)が
いつの間にか20人近い集団(下)に
近接されてしまった。
たしかに、無料サイトだけに
区画は決まっていないので文句は言えない。
今日から本格的なGWの始まりとあって
空きさえあればジワジワとテントが
ひしめき合っていく。
しかし、20人がすぐ近くにいると
その会話はもう他人事ではないのである。
自然とその集団の中に
自分も組み込まれた感があり、何とも・・
正直、愉快な環境ではなくなった。
ついにクーラーを買い替えた。
20年以上使ったクーラーは
ホームセンターの入口に山積みされた
ブルーのクーラーといえば
おわかりだろう。
確か数千円だったと思う。
何しろ、夜には保冷剤も氷も溶けて
氷代が馬鹿にならない状態に
なっていたからだ。
Colemanの結構、値が張るやつにしたが
ほぼ溜まったポイントを投入したので
まぁ、良しとしよう。
そして、保冷剤は定評のある
LOGOS製にした。
・・・最強だった！！
冷凍庫かと思われるほど冷えてたし、
二泊三日で帰宅するまで無敵状態だった。
恐るべし進化。
陽も落ちようとしている。
今夜のメニューは
スペアリブのロコモコ風だ。
豚肉をタレに漬け込んで
フライパンでジュッと焼いた。
少しボリュームがありすぎたかな。
大勢のキャンプと違って
一人だと食の楽しみが減るのが残念。
たくさん作ってもお腹張るし。
色んなメニューか楽しめない。
さらに、ガスは切れそうになるわ
ヘッドライトは充電できてないわ
昼間の強風に続いて
テンション下がるわ⤵
こんな時は
おとなしく
焚き火をしてチビリチビリ飲るかぁ
火は勢いよく燃え
安堵のひと時だ。
明日は平和であるように。
今年のGWは海キャン♪
既にロケハン済みで
ロケーション、設備とも合格点！
何よりも無料なのがウレシイ
SEASIDEキャンプ場だ。
https://lonewolf1964.hatenablog.com/entry/2022/05/07/085708
“朝を制するものは連休を制す”
これは若い頃の都会暮らしで得た教訓
中途半端な人並みの時間に出発すると
渋滞にハマり
首都圏を脱するだけで
半日が終わってしまう。
人より早く行動し
行った先で仮眠なり、
時間調整をすればいいのである。
思った以上にテントは少なかったが
さすがにベストポジションは
全て埋まっていた。
ソロキャン故に
周りのテントと程よく距離を保ち
海が臨めるポイントをKEEP
駐車場から荷物を運ばなきゃいけないのは
許容範囲だろう。
今回初登場のタープをテントに連結張り
つまり、通称“小川張り”した。
いいゾ！いいゾ！
私のテントとタープは小川製。
Colemanやsnowpeakが台頭する中で
結構攻めてると、自分では思っている。
明け方前に出発したのと
ひと仕事終えたのとで腹が減り
弁当で朝飯だ。
しかし・・・
風が吹いているのが気になる。
ランチは！！
・・・朝食に引き続き弁当(TT)
なぜならば、朝食の後
風が吹き荒れ
(砂地用のペグの本数が足りず)
小川張りのタープは飛ばされ
さらに、テントが歪むほどの風が
ずっと吹き続け
マックスだったテンションも
ダダ下がり⤵
とても昼飯を作る気分には
ならなかったからだ。
さて、エビスを飲みながら
海辺の読書だ。
「なかなか暮れない夏の夕暮れ」
夏が近づくと、文庫本は
決まって“夏”の一文字がタイトルについたものを
買うようにしている。
登場人物が多いだけでも厄介なのに
小説の中で主人公が小説を読むという
なかなか手ごわい本に行き当たった。
文中には「旧ソヴィエト」や「ＫＧＢ」「ウクライナ」の文字が並ぶ。
なるほど、彼らは任務の為なら冷酷非情になれるんだな。
なるほど・・・
翌日の天気予報を見ると
この日と同じ4m以上の風
と出ているではないか。
結局、引っ越しを決意し
テントの周囲のペグを抜き
ズリズリ ズリッ
と目の前海の立地から後退させた。
これで風は一安心だ。
気持ちを切り替え
キャンプを楽しもう。
連休とはいえ世間は平日。
天気優先で有休を取って
一足先にGWに突入したので
まだ、周囲は割と静かである。
さて、そろそろ夜の準備にとりかかるか。
