季節が自然に翻弄され
彷徨うように
人も皆
混迷の時代に生きて
彷徨っている。
仲間と飲み明かしたり
旅に出たり
人の悩みを聞いたり
黙々と歩いたり
全てが人生の祭りなのだ。
1年を振り返るにはまだ早いが
混迷の時代に
悪くない1年だった。
寒い山間で食べる
なんてことないおでんやうどんが
格別にうまい。
本質とはこういうことなんだろう。
気の合う人と食事を楽しんだり
仲間同士酒を飲んだり
金銭では代え難い
口を半開きにして
ヨタヨタ歩く爺さんが
手を上げている。
道路を横断したいのかと思うと
弱々しく手を降っている。
彼も昔はバイク乗りだったのか
パレスチナ人の叫びが
胸を刺す。
「世界の人はなぜ助けてくれないのですか」
日本で同じことが起こっても
誰も助けてくれないんだろうな。きっと。
あんなに色んな国に経済援助してきたのに
見て見ぬふりは心が痛む。
自分のできる範囲のことで
何かできればと思う。
宗教は一歩間違えると恐ろしいな
人を殺傷したり
金がかかることが
宗教なら
信仰はゴメンだ。
そんなことを回想しながら
珈琲を楽しむのであった。