「3日後にもう一度来てください」
「もう二度とここには来ない！！」
と、啖呵を切ったからには
他の病院に行くしかあるメェ。
出勤前に番取りをして、
午後に会社を抜け出し受診に向かった。
最初にこの病院に来なかったことで
そもそもプライドの高い職業の方を
傷つけてはいけないと
「仕事場に近い所へたまたま行ったけど
説明や対応が不十分で
あそこへは二度と行かないんですよ」
と、聞かれてもいないのに
ここが優れてることを匂わせる
前説をしてみたが、
あまり関心はなさそうだ。
前の病院で「ヘルペスの疑いアリ」と
言われたことは伏せて
ネット検索で学んだ
ヘルペスの痛みと言えば「ピリピリ」
と言うヒントを出しながら
「先生、最初はピリピリしていて
今はズキズキするんですよ」とか
「ワクチンの接種時と発症時が
かぶるんですよね」
と、やや誘導気味に症状を伝えたが
どうにもハッキリしない。
「前の病院でもらった薬は？」
というからお薬手帳を見せると
「うーん。。前の先生はヘルペスを
疑ってるね。私もそう思ったところでした」
だから、そういうことではなくて
この症状の原因が知りたいんだけど！！
「ぶつけたかとか、そうではないんですね？」
「もし、ぶつけたとしたら、それはそれで
別の問題(痴呆の疑い)が発生します」
とは言わず、
「虫ですかね？」と答えてみた。
結局、奇しくもDr自らも言った通り
検査のできない町医者だとこの辺りが
限界のようだ。
「先生、来週80km歩くんですが、
構わないですかね？」
医者と患者のやり取りを、
Drの奥にいる女性が黙々と
キーボードに打ち付けていて
その文字がDrの前のディスプレイに
次々と表示されていく。
「・・80km歩く・・・」
「それは、もうご本人で決めて頂かないと」
そりゃあそうだ。下手に「いいですよ」
なんて答えて、何かあったら大変だ。
「今の薬が無くなっても
改善しないようでしたら
検査のできる所を紹介しますので
また、来てください」
どうにもスッキリしないが
致し方ない。
忘れた頃に、やや痛みはあるが
気持ちは80kmウォークに行っているし
体調自体は問題はない。
夜になり、ウォーキング大会の準備に
いそしんだ。
コースデータがどうしても
GARMINに持ってこれず
3時間ほど格闘した挙げ句に
ウォーキング大会主催のホームページを
見たところ。
“中止”のアナウンスが表示されていた。
参加通知書も昨日届いたばかりなのに・・
仕方あるメェ
まだまだコロナ禍だし、夜中に黙々と
ほぼ一人で歩くと言っても
世間的には
人が集まるイベントには違いない。
やや練習不足だったし
虫さされだか・・・
も少しは気になるし
健康連動型保険のポイント加算にも
ならないし(今期は既に規定値に達してるので)
すぐに諦めはついた。
とは言っても
この季節のしまなみ海道を歩くのは
結構楽しみにしていたんだけどな。
