『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

低温サウナ

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久しぶりに朝マック

仕事関連の時間を少しやり過ごし

車で山へ向かう。

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ねずみ色の空に

フロントガラスに時雨れの

何となくいい感じ。

先日、突然サウナの神が降りてきた。

世は「整い」ブームだが

あまりサウナは得意ではない。

長時間暑い中に入ることができないのだが

サウナあるあるで

一旦あの部屋に足を踏み入れると

猛烈な牽制が始まり

後から入ってきた人より早く出ようものなら

「フッ」と笑われ

心のなかで「根性なしめ」と

言われているようで

つい意地を張ってしまい

フラフラになるのである。

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色々と検索しているうちに

個室のサウナを見つけたが

そこそこの金額で

迷ってるうちに満室となった。

そこで少し距離はあるが

ドライブがてらに

韓国式低温サウナを目指すことにした。

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3桁の国(酷)道をアクセルを踏み込んでゆく

山奥にポツンと現れる施設。

まずはお腹を満たそうと

チゲラーメンを頼むが

運ばれてきたところで

やな電話。少し気分が下降しながらも

説明を受け岩塩房へ入浴。

1時間ほど熟睡してしまったが

息苦しくもならないし

汗もジワッとくらいの

いい感じ。

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続いてゲルマニウム鉱石房へ。

30分ほどで程よく汗も出たので

引き上げることに。

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客は私以外にカップルの一組。

こんなにロッカーがら空きなのに

なぜに隣を使う?!

時間が合えばお互い邪魔だということが

想像できないのだろうか?

それとも・・・ やはり

“トナラー”か?!

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もう少し近くにあればいいのになぁ

と思いながら

来た道を引き返すのであった。