さて、お楽しみの夕食の時間。
まずは梅酒の食前酒にビール。
山里のお彩盛り合わせ
・鯉うま煮(昔から晴れの日のご馳走らしい)
・おたぐり(馬のもつ煮)
・柿博多
・イクチうま煮
・南瓜豆腐
・秋野菜の白和え
台物
・信州りんご和牛の朴葉味噌焼き
山間部だから素朴な食材を想像していたが
地味になり過ぎず、
かと言って他の地の食材に頼るのでもなく
非常にいいバランスの中で
懐石料理が楽しめた。
造里
・木曽清流で育った信州雪マス
ビールは一本にとどめ
木曽の地酒
飲み比べ
新そば
つなぎにした10割蕎麦
10割の田舎蕎麦だと
ボソボソと切れがちか、太麺になりがちだが
ヤマゴボウのつなぎが効いているのが
ツルンとした喉越しで
酒が進む。
揚物
・信州野菜の天麩羅
海老やイカは使わず
野菜に絞った天麩羅に
こだわりを感じる。
焼物
・あまごの塩焼き
表面の塩が
また酒のともに最適だ。
蒸物
・蕎麦の実餡かけ
量も申し分なく
結構お腹が張ってきたぞ。
このあとの止鉢は
鰻の高菜巻。
御食事
・信州キノコの炊き込み御飯
お茶には少し抹茶が入っており
深い色で
食事の後に良くあう。
姫リンゴワイン煮シャーベット
お腹いっぱいになり
酒も普段に比べたら少ない量だが
この夜はもう、十分満足。
9時前に部屋に帰るなり
布団に転がり込み
そのまま、朝まで気を失ったように
深い眠りに入った。