『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

ON THE ROAD 2022-3

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2階席のほぼ正面で

手すり前の席が割り当てられた。

武道館の席の狭さを感じながら

ハウンドドッグの武道館10daysを

懐かしく思い出した。

 

元々ノリがいい方ではないので

コンサートで立ち上がって

ノリノリになるのが苦手なのだが

私の両側の方々も最後まで

席を立つこともなく

思い思いに観覧していたので

自分のスタイルで聴くことができたのは

ストレスフリーだった。

 

一階席のノリを上から眺めるのも

また、別の楽しみがあった。

70歳近い浜省もパワフルな声量で

十分に楽しませてくれ

時折、懐かしさに

あの頃がフラッシュバックし

目頭が熱くなった。


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白髪のオーディエンスは

何を感じて

どんな思いに

包まれていたのだろう。

それぞれの

記憶のアルバムが今宵開かれ

きっと

熱いものが

胸に過ぎったことだろう。

 

そんなことを

想像しているだけで

深い郷愁の念に

こみ上げてくるものを

抑えきれなくなるのである。


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クールダウンをしようと

新橋の繁華街に足を向けた。

昭和の居酒屋を物色していたが

普段なら選ばない装いの店の

カウンターに腰を下ろした。

なぜ、その店を選んだかは

よく分からないが

22歳の感じのいい青年が迎えてくれた。

 

ちょうど浜省を聴き

アルバイトに精を出し

何もかもが輝いていたのが

22歳の頃だ。

そんな巡り合わせだったのかもしれない。

 

しばし、青年との会話を楽しみ

店を後にした。

ホテルを目指し新橋から銀座方面に

歩いていると

ビッグエコーの看板が・・・


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一人浜省祭りをやることに

そうして、わかったことは

やはり、歌は下手だった。

 

“ごらん街の灯りが消えてゆくよ”

と言うことで
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銀座の灯りもそろそろ消えるかな


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やっとのことホテルへ。

フロントの姉さんに

部屋からは東京タワーは見えないと

教えてもらったので

ロビーでパシャ


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ホテル選びに

夜景の優先順位は高い。


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満足な一日が

終わってゆく。