ここ数年メンタルが原因で
長期休暇を取る部下が少なくはない。
全員ではないが
共通点がある。
勤務先でフルマラソンを
完走できる人間が４名いるが
そのうち２名が
これまでに
メンタルダウンを起こしている。
頑張りの限界点が人より高いのかもしれない。
マラソンと同じで
１人で孤独に耐え、
黙々とギブアップするまで
走り続けてしまうのだろう。
４人のうち一人は私だ。
こんなこと言うと
誤解を生みそうだが
彼らと私の違いは
きっと、過去の体験として
運動中に水を飲んではいけかったか
水を飲むことを推奨されたかの違いだと思う。
科学的には後者が正解である。
「運動中に水を飲むと体に良くない」と
信じ込んで、唾の一滴も出ないくらい
のどがカラカラになっても
今や足腰に良くないと禁じられている
うさぎ跳びを続けていた世代である。
私とて、常に万全だったわけではない。
睡眠障害や耳鳴りに悩まされ、
震えが来るほど 追い詰められたり、
休日はずっとふさぎ込んだり・・
きっと、医者にかかると
「すぐに休みなさい」と言われかねない状態は
１度ではなかった。
それでも、歯を食いしばって
乗り切ってきた。
その、精神力を培ったのは
（私の場合は）
猛暑に運動して、手を伸ばしても
経口飲料などなかった時代だからである。
もちろん、それが全てではないが
象徴的に分かりやすく表現するとすれば
そんなところだろう(と思ってる)。
しかし、
精神力だけでは立ち行かない
できごともあったのである。
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