『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

スポーツは科学

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この日は朝マック

フィレオフィッシュセットで

ハッシュドポテトを選ばず

カロリー高のアップルパイをチョイス。

そう。

日に日に迫ってくるその日に向けて

この日は気合を入れてトレーニングだ。

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少し足が重く

絶好調とは言い難いが

何とか10km先のダム湖で折り返した。

(すこし足が重いにも理由があったのだ)

脱水症状で足が吊らないよう

しっかりとOS1を一本飲み干した。

そして15kmあたりが近くなってきた頃に

それはやってきた。

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車のガソリンが切れるように

目に見えてペースが落ちてきた。

ワイヤレスヘッドホンの

ボリュームを上げて

気持ちを鼓舞してみたが

身体が次第に力を失っていく

足も重く、少し息も上がり始めた。

頭の中は走ることを止める気持ち良さに

支配され始めている。

後で思ったが、

これは脳が走るのを止めることを

命令していたのかもしれない。

それでも昭和生まれの自分は

「気合が足りねぇ。情けねぇ。」

と思っていた。

目の前に自動販売機が現れ

何も考えずに一番飲みたいと思った

カフェオレのホットを迷わずに買って

ゴクッゴクッと飲み干した。

それから少し歩いた後に

やや回復傾向となり

思い足を引きずりながら

なんとか駆け足程度で帰宅した。

ネットで検索してみると

その症状は紛れもなくエネルギー切れだった。

色々と読み進むうちに

スポーツも科学だと思った。

正に「この症状が現れたときに

気合では何ともなりません」と書かれていた。f:id:lonewolf1964:20230128213306j:image

疲労回復促進のため

すぐにアミノ酸と鉄分が

補給できる飲み物を買い揃えた。

体重60kgの人が

フルマラソンを走るのには

約2500kカロリー必要らしい。

そのうち1500kカロリーは

蓄えられているようなので

1000kカロリーを

補わなければならないのである。

 

知り合いのスポーツプロデューサーが

言ったことを思い出した。

「町の道場に通う子が

こっそりと習いに来る」

つまり、気合優先の古い指導法では

強くなれず

論理的、科学的なスポーツ教室の方が

早く、楽しく強くなれるのだ。