『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

晩夏に瀬戸内の離島を訪ねる③

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バイクを停めて

波打ち際まで降りてみた。

寄せては返す

波の音だけが聞こえる。

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https://youtu.be/PYo7FeAwe3c

そんなさざ波の音を聞きたくて

小島を訪ねたようなものだ。


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砂浜に一人佇んでいると

ウクライナのことも

オリンピック疑惑のことも

国葬のことも

宗教団体のことも

小説の中の世界のように思えてくる。

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全ての事象が

一人の人間が発端となり

周囲を巻き込んだことばかりだ。

巻き込み方が国家レベルだからスゴい。

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やってることは

隣家の庭木の枝が塀を超えたからと

激怒して嫌がらせをしたり

子供が何かを欲しがるときに

「みんな持ってる」と

言うようことだったり

熱湯風呂の駆け引きのように

押すぞ、押すぞ、と言ってみたり。

周囲が相手にしてくれなくなったら

石を投げてみたり・・・

本質は大きな差異はないと思う。

人間とは愚かなものである
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雑念を頭から消し去り

海風に吹かれて

潮騒を聴いているだけで

時間はあっという間に過ぎ去った。

さて、今宵の宿に向かって

バイクを走らせよう。