『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

第7回しまなみ海道ウルトラウォーキング⑪

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長距離ウォークの後の朝風呂も素敵だったが

落ち着いた古民家の木の風呂も

趣があって素晴らしい。

昨夜は、オーベルジュの素敵なおもてなしと

料理を堪能し

風呂に浸かって、泥のように眠った。

 

清々しい朝を迎えて

別棟の、こちらもリノベーションした古民家で

朝食を頂いた。
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特別な料理ではないが

行き届いたバランス感覚と

クリエイティブ感が半端ない。f:id:lonewolf1964:20211221065233j:image

 

朝食の後は

凛とした冬の空気の中

古い街並みを歩いてみた。

時計の針が

ぐるぐると逆回転したような空間が

普通に佇んでいる。
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この檜の舞台に、どれだけの役者たちが

汗と涙を落としていったのだろうか

悠久の時の流れに思いを馳せてみた。
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昔の人はエラかった。

何の思考もなく、つい

そんな言葉が当たり前のように

口から出てしまうことがある。

 

重機もない時代に

この梁を作ることだけでも

はるかに想像を超えてしまうのだ。

昔の人はエラかった。としか、言いようがないのである。

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心を満たす時の散歩道も

空腹には勝てないようだ。

そろそろ、昼飯にするか。
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これまた、古風な蕎麦屋である。

閉店時間ギリギリであったが

快く受け入れてくれた。

有難いことである。f:id:lonewolf1964:20211221065555j:image

 

ツルツルと喉腰よく

3枚の盛りが腹に納まった。

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そろそろ帰路につくとするか。