ウルトラウォーキング完歩の夜は
少しばかり贅沢に過ごしてみた。
自家製モッツァレラチーズ
タイバジル
地元野菜20種 ひしお
バーニャカウダ 生ハム
原木椎茸 蝦夷バフンウニ
赤ワイン
真鯛 持ち麦リゾット
スペイン産イベリコ豚 薪焼き 俺の塩
ガトーショコラ
フランボワーズジェラート
珈琲
かように、人が食ったものを
羅列されても
見る方は楽しくも面白くもない。と思う。
人の舌なんて、そんなに当てにならないし
好みにも左右されるだろう。
私は、最終的に料理の良し悪しを決めるのは
調理人だと思っている。
地道な修行をベースに
謙虚で、それでいて、常に鍛錬を惜しまない
その人間性も併せて
食する人々を感動させられるかだと思う。
「ここ美味しいから!」「ね、美味しいでしょう!」
よくある会話だが
評判とは裏腹な調理人の本質が透けて見えると
私は幻滅の感情しか沸き起こってこない。
翻って、このオーベルジュは素敵だ。
シェフの姿勢が素晴らしい。
完歩の後に
心地よい時間を演出してくれたことに
感謝だ。