『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

イオンモールで思うトナラーとゴルゴ13

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買い物もあり

会社帰りにイオンモールに立ち寄った。

そして、買い物を済ませてから

ついでに夕飯を済ませることにし

天丼をチョイスした。

フードコート内は

コロナの宣言明け間近なのに

まだまだ、ガラガラだ。


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が、しかし

こんなにガラガラなのに

わざわざ私の真後ろに陣取る

ファミリー。

 

トナラーだ。

lonewolf1964.hatenablog.com

 

それでなくても

コロナ禍で

ファミリーにしても、

どこの誰だかわからない中年男から

コロナを感染させられるのは嫌だろうし

もちろん、こちらもそうである。

 

これだけの空席がある中

そんなことを気にしない無頓着さが

私は正直苦手である。

こんな人の隣に車を止めたら

子どもが私の車を

ガリガリやったとしても

気にならないのだろう。きっと。

 

いや、いかし待てよ。

昼間、若い社員に

相手の立場に立って考える。

そして、自分と相手を第三者的に

客観視をすること。

と教えたばかりではないか。

 

彼らの立場に立ってみた。

 

コロナ禍で、

人とのコミュニケーションが不足し

人の温かみに飢えているのかもしれない。

彼らの言い分は

「オープンスペースのフードコートで、

 近くに来られるのが、そんなに嫌なら

 個室ありの個店へでも

 行かれたらどうですか?!」

ご名答である。

 

それにしても、

トナラーの存在とはなんとも理解し難いが

先日、こんなウェブニュースを目にした。

ある地域では、親から

「車を止める時には高級車の隣に止めなさい」

と、教わるそうだ。

その理由は、

高級車の所要者は車を大事にするから

こちらにぶつけることはない。

さらに、こちらが誤ってぶつけても

金持ちだから、「いいよ。いいよ」となる。

という理論である。

たまげた理論だ。

 

そんなことを考えながら

フードコートをあとにして

階段を折りかかったとき、

ふと、不審者へのリスクヘッジ

頭をよぎった。

 

昨日、逝去された

さいとう・たかを先生著作の

ゴルゴ13は

他人が無言で背後に立つことを許さない。

 

過去に数度

突然、不審者が暴れ、襲ってきた

夢を見たことがあり

その恐怖が忘れられず

「今、ここで、突然事件が起こったとき」

そんなことを想定することが少なくはない。

 

例えば、電車のホームを歩くときは

ホーム中央部分を歩いたり

周囲に不審人物がいないか

確認するようにしている。

ビルの下を歩くときは

ビルの上方を注意したり

ビルから離れて歩いたりする。

また、今日みたいな人の多い量販店で

今、暴漢が襲ってきたら

どういうふうに行動するかを

瞬時に頭の中でシュミレーション

するのである。

 

そんなことを考えながら

今日も退屈することなく

家路へと車を走らせた。