泥だらけとなったbreakout
さすがに、チト酷いなと思い。
ガレージに水を持ち込み
簡易洗車をした。
そして、
今回の九州ロングツーリングを
雑感的に振り返ってみた。
もっと走りたい。
道のある限り
時間のある限り
そんな思いに駆られた
ツーリングである。
バイクナビについては課題多し。
専用のナビを装着することが
ベストな解決方法だと思うが
経費の問題が大きいし
バッテリーも気になる。
現状、スマホでGoogleナビに頼っている。
ただし、バッテリーから充電しっぱなしだ。
夏はスマホも高熱になり
いいロケーションに出会っても
温度上昇により写メが使えないことがある。
何よりもスマホ本体への負荷が心配だ。
ソフト面だと
TOURING SUPPORTERナビ（一部有料）も
ダウンロードはしているが
軌道修正機能がないため
ナビと違う道を進んでしまうと
永遠に設定されたルートへ戻そうとするため
昨夏にエライ目に会ってしまった。
Googlemapの場合
GPS精度は高いが
“Google先生”と揶揄されるように
“最短”を優先するがゆえに
ジモティでも走らないような
住宅街のローカル道や
田んぼの真ん中の一本道に導かれたり･･･
旧道の峠越えは日常茶飯事である。
さらに、高速道路ＩＣ等の合流や
曲がり角で
専用ナビだと拡大表示がされて分かりやすいが
その機能がないため、非常に分かりずらい。
車のように音声を聞くわけにもいかないし
バイクの場合、
小さい画面で瞬時の判断が求められるので
今回のツーリングでも何回かは間違えてしまった。
バイク本体についてだが
harley-davidson
2020FXBRS Softail BreakoutⓇ114
身長が170cmもない50過ぎの
リターンライダーが
300kgを超える鉄馬を乗りこなすことができるか
当初は不安だらけだったが
そこは、今のところ何とかなっている。
“ゆずる”
“想像”
“臆病”
この3点がポイントかと思う。
1点目
とにかく飛ばさない、2輪でも4輪でも
あおられそうになったら
道を譲る。
そして2点目、先の先まで想像する。
これは運転中はもちろんだが
駐車時も重要だ。
路面に傾斜や砂利がないか等
駐車位置をミスすると
もう巨体は動かなくなる。
か、立ちごけを誘発してしまう。
3点目は心配性なくらい
臆病になることが肝要である。
もらい事故も増えており
これは正直、避けようがない。
この点をどう考えて、どう判断するか･･･
そのことを除けば
’80年代のバイクブームでブイブイ言わせた輩には
是非ともリターンをお勧めする。
KawasakiのMEGURO K3やW800
SUZUKIのV-strom 650
HONDAのRebel 1100
YAMAHAのBOLT
高い快適性や安全性
ランニングコストを考えると
国産が優位だと思う。
一度は“ビッグバイク”であれば
ハーレーダビッドソンももちろん
いいだろう。
今回のツーリングの目的は
知覧特攻平和会館を訪ねることだったが
思ったところへ
道さへあれば行くことができる。
しかも、自分のペース、自分の都合で
発車の時間に合わせて
バタつくこともなければ
同じ料金を払って
座れるか、立つかの不公平もない。
また、知覧では
南の空に散った
若き英霊に
平和であることの
感謝と共に祈った。
九州自体は
コロナ禍のせいか
どこも道は空いていた。
そして、北海道とは違った
広大さもあり
魅力的だった。
阿蘇の周辺は
ライダーに人気エリアだけのことはある。
また、訪ねたいと思わせる場所だ。
最後に
バイクは男らしさを
取り戻す道具でもある。と思っている。
今の時代に男等と言うのは
時代錯誤ではあるが
昔、松田優作主演で
大藪春彦著作の
蘇る金狼
というハードボイルド映画の
キャッチコピーが
気をつけろよ、
刺すような毒気がなけりゃ、
男稼業もおしまいさ・・・
羊にとっては
まさに、狼になるのが
バイクなのだ。
