『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

昭和のケチ

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昭和の人なら

共感して頂ける人は多いと思うが

偏った節約をしがちだ。

 

なぜ、そんなことを思ったかと言うと

回りくどい話になるが

私は末端冷え性

冬場の手足温はほぼ零下である。

だから、夜は靴下を履いて寝ている。

その靴下だが、普段使いの靴下は

それなりにサポ力があるので

血管を圧迫してしまう。

 

そこで、ノビノビでヨレヨレの靴下なら

締め付けが無いので

ノビノビ、ヨレヨレを捨てずに

冬の為に愛用している。

 

歯磨き粉は未だに絞り切って

最後は歯ブラシの毛先を

歯磨き粉チューブの入口に挿入して

使い切っている。

 

シャンプー、リンスは

最後は水ですすいで使い切る。

ペーパーバッグは使いもしないのに

ため込んでいる。

部屋着は人に見られることもないので

いつ買ったかもわからないものを

破れないので、着続けている。

 

ネクタイは

リクルート活動で初めて買った一本以来、

サラーリマン人生30年以上の

酒と汗と涙が染み込んだラインナップが

クローゼットに眠っている。

 

服を捨てると言うことが

習慣としてできないのである。

UNIQLO製品も数年も着ているが

冷静になればクリーニング代の方が

高く付いたりしている。

 

食べ物も残せない

例えばテイクアウト食に付いている

調味料でさえ、適量という概念は無く

使い切らないと

罪悪感が残ってしまう。

 

さすがに包装紙は今はストックしていない。

なぜなら、包装紙が減ったことが要因である。

 

いつか必要になるだろう。

いつか着るに違いない。

 

その、“いつか”は永遠に来ないことを

わかっていながらも

昭和のケチは続くのである。

 

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