『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

ウドウ☓ガースー

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有働アナが日本のリーダーに
切り込んだ。

 

恐らく、皆一様に
「専門家の先生に任せてる」
「分科会の提言を尊重している」
「専門家に…分科会に…」
のオウム返しに
イラだったか、呆れたかの
どちらかではないだろうか。

或いは有働アナへの失望感か。

 

でも、私は別の視点で
リーダーの本質を垣間見ていた。

ファイナル・インタビューで
「お孫さんにもわかる言葉で」
と有働アナは
リーダーとしての言葉を
引き出そうとした。

 

「ふるさとへ帰省しようとする人、

家族や仲間と旅行に

出かけようとしている人に大変申し訳ない。

ホテルや旅館の人たちにも大変、

おわび申し上げなければならない。

地域の観光業を支える多くの方々、
皆さんにご苦労をおかけする。
また、医療従事者の方々にも
大変なご苦労を…」

 

違和感を感じた。

 

国の舵取りをするリーダーとしては
及第点には達した発言だろう。
国民への気遣い、医療従事者への労い
経済低迷への配慮…

 

しかし…
何か大事なものが欠落してはいないか。

 

今、まさにその瞬間も
新型コロナウイルス感染症
感染して苦しんでいる方
不幸にも亡くなられた方への
メッセージが最初でねぇの

 

メルケル首相と比較されて
物足りなさを感じるのは
そこでねぇの

 

人として
まず発する言葉

リーダーとして最終的に
何を礎に最終決断をするのかが
垣間見えた。

 

昔、「人命は地球より重い」
といった我が国のリーダーがいた。

 

経済が冷え込んで
命を落とす人も少なくはない。
だが、天秤にかけるようなことではなく

 

奥深いとこにある
考え方の
根っこのようなもの

 

有働アナが
あぶり出したのが
それだと思っている。

 

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