『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー

羊サラリーマンの日常、及び回顧録

小豆島満喫の③

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小豆島の楽しみ方は

ガイドブックを見ると

幾通りもジャンルがあるが

ノスタルジックな風景を 

見たくなったので

二十四の瞳映画村”なるところを

訪ねてみた。

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作り物だが悪くはない。

何よりもロケーションがいい。

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雨が過去への誘いを演出する。

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雨の平日で人影もまばらなのが

何よりもありがたい。

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木の机を見た瞬間

郷愁が込み上げてきて

忘れていた記憶が蘇った。

「そうだ。小学校の入学時は

コイツ(机)だった」

高度成長期でその後校舎は新築され

中・高も真新しい新校舎に入学したので

すっかり記憶の片隅に追いやられていた。

 

具体的に何かを思い出したわけではないが

木の机に座った小学生の自分から

今の自分まで

随分と遠くへ来たもんだ。。

同じ学び舎にいた仲間は

年を経るごとに

一人、また一人といなくなっちまう。

そんな感情に支配され

しだいに、胸が熱くなってきた。

 

海援隊の歌を思い出した。

この先どこまで行くのやら♪

 

映画村の近くに

実物の岬の分教場が保存されていた。

やはり、放つ気が本物だ。

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小学生の自分

今の自分

感情が窓の外に見える波のように揺れ動く。

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向かいのcafeで

熱い珈琲を一杯頂いた。

 

人の一生も

山や谷を歩き続け

いつかはゴールに到達するんだろう。

抱えた苦難が多いほど

「面白かった」と言えるに違いない。